ちぃサウンドの歴史


音楽に興味を持ち始めたのは中学生の頃、コンピュータが秘かにブームになり始めた時期。
当時、キーボードが欲しかったんだけど、本格的なものは買えないしお金もなかった。
ある日、友人の家に行くとパソコンがあり、それを使うと音が鳴らせる!ということを知った。
BASICというプログラム言語を使って。
すぐに、それにはまってしまいました。

さすがにパソコンも買えず...とりあえずファミコンを持っていたので、
当時話題(?)のファミリーBASICを購入。
これを使って曲を打ち込んでいたのが、音楽をやりはじめたきっかけですね。
歌本なんかについてる譜面をちまちまと入力して喜んでました。
3音しか同時に鳴らせないのでメロディーとコーラスパートを鳴らして終わり。
それで満足!今でいう打ち込みですね。

高校に入り、小学校のころからやっていた野球をケガで断念...
友人の誘いでミニFM放送局を開局。
これまではTVから流れるアイドルなどのヒット曲しか聞いていなかったのだが、
ラジオ番組を制作することで、いろいろな音楽に接する機会が増えた。

高校2年の頃、バイトしたお金でようやくキーボードを購入!
いわゆるポータートーン。ミニ鍵盤だったんで、やりにくさはあったけど、
それなりに弾いていた記憶があります。この頃、友人がギターを購入。
バンドをやろう!ということになり、THE SQUARE(現T-SQUARE)のTRUTHの
楽譜を渡される。こんな鍵盤じゃ基本的に無理があるんですが、なんとか
イントロとメロディーぐらいは弾けたかな...
その後、やはりもうちょっとちゃんとしたキーボードを買わないと!と思い
日本橋ソフマップMIDIランドへ。

MIDIランドにあったのは、Roland JUNO6 こてこてのアナログシンセ。
当然メモリー機能もなく、音を変えようとおもったら、つまみをいじらないと
いけない・・・しかも同時発音数6音・・・MIDIなんてついてるわけない・・
しかし、予算を考えるとこれが一番!ということで購入!
が、中古なんで箱がない・・・エアパッキンで本体をぐるぐる巻きにして、
持ち手つけて、おしまい。
それを弟と二人で、遥々枚方まで運んだのであった。

このキーボードで練習したのは、友人から借りた、スクエアのエレクトーン譜。
リズムをエレクトーンで入力してもらい、それをテープに録音。
それを聞きながら弾くという練習でした。スクエア、「OMENS OF LOVE」
「Twilight in Upper West」といった曲を弾いてました。

(つづく)

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