<CASIOPEA>
 野呂一生(Gt) 向谷実(Key) 鳴瀬喜博(B) 神保彰(Guest Dr)

関西フュージョンシーンの中心・神戸チキンジョージで行われたCASIOPEA LIVEへ
ご案内しましょう。
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 震災後立て直されたチキンジョージは、空間を広く使ってキレイになったようで、
横を見るとむき出しのパイプにに麻袋がぶら下げてある(^^;、あの独特の雰囲気は
残ってます。
今回は8人掛けテーブル×26台という、かなりスシ詰め状態の客席。
目測推定で約400人近い(半分以上がチキン店頭での購入者)お客さんが集まり、
イスを出した体制としては、満員御礼であります(^^)。
 20:03、白系統のシャツを着た鳴瀬・神保両氏、真っ白のシャツの向谷氏、一人
だけ真っ黒のシャツを着た、頭髪すっきり髭を蓄えた(^^;野呂氏が入ってきます。
向谷さんの「カシオペア、そして神保彰!」のコールで、この曲から始まります!


☆1.FIGHTMAN(”FULL COLORS”PICL-1016 / PIONEER LDC)

 いきなり'90sスタンダードからです(^^)。カーン!というかターン!というか、
よく音が通るスネアがまず印象に。Bメロ前の”ちゃちゃっ!”×2の間のオカズ
の変え方は、やっぱり神保さん(^^)。中盤の全員ソロ回しでは、笑ってしまうくら
い叩きまくる神保さんに、客席は当然として、自分のソロの間の向谷さんの視線も
集まってました(^^)。

☆2.PASSIONATE VOLTAGE(”FULL COLORS”)

 やや遅い目のテンポで、久方ぶりの登場です。とにかくビートの忙しい曲で、大
きな歓声も上がります(^^)。この曲を崩すのは難しかったのか、わりとオリジナル
のままだったかな? 向谷ソロは、この日はブラスのまま突入せずに、フルート系
リードで忙しく^^;;やってました。
 「FIGHTMAN」「PASSIONATE VOLTAGE」…ライヴLD/VHS作品”MADE IN MELBOURNE”
(PILL,PIVL-5109 / PIONEER LDC)みたいな曲順ですねぇ(笑)。次は…

☆3.THE SKY(”FULL COLORS”)

 この曲もこんなに早くに出てしまいます(^^;。
 青い間接照明がイントロが進むにつれて盛り上がり、メロに入るとステージは明
るくなります。前の方のブロックからは手拍子が起こります(^^)。
 演奏の方は、LD/VHS同様のゆったりしたテンポで、オリジナル以上に伸びやかに、
そしてどっしりと展開します。ナルチョは冒頭からずっとケロンパチです。ピアノ
ソロ後のブリッジではシンバルが効果的に変えてあり、ギターソロは序盤からノッ
てました(^^)。ラスト前のBbmaj7で4拍叩くところは、個人的には、何度聴いても
何度見ても、来るものがあります(^^)。

<MC>
向谷さん「どーもみなさん、お久しぶりでーす! カシオペアでーす!(歓声)」
とおなじみのMC!
「昨日から始まりましたこのツアーは、半分くらいは神保さんの既成事実化を
 もくろんだものでございます(爆笑)。」こんな感じで神保さんの紹介を!

次は、これはもう、懐かしくて懐かしくて、神保さんも、背中の一部に残ってる
のではないかと(^^;、この曲をお送りします!

☆4.DOMINO LINE(初出:”Cross Point”ALCA-9006 / ALFA MUSIC)

 後方の立ち見ブロックからも大きな手拍子が起こる中、全体の雰囲気は再録音盤
”Asian Dreamer”(PCCR-00129 / PONY CANYON)、というよりは、ライヴ録音とい
うことで”WE WANT MORE”(PICL-1039 / PIONEER LDC)の「TIME CAPSULE MEDLAY」
の方が、音は近いかな?
 ナルチョと野呂さんがニコニコ見合わせるシンセソロに続いては、”ドミノ倒し
・テンポ落とし付きバージョン”(^^)。回数を指で示すフロント陣と一緒に、神保
さんもスティックをかざして煽ります(^^)。最後のスローモーションまで決まると、
思わずバッキングしながら向谷氏も飛び跳ねてました(^^)。
 エンディングのテーマ部分まで来ると… ギターの音がヘロヘロに?^^;;(歓声)

<MC>
ここで、急遽MC!
向谷さん「いやー、いいもん見ちゃったなぁ(^^)(笑)。」
ギターの1弦が切れてしまいまったんです。
野呂さんは、MIDIピックアップ付きの方を取り、弦の切れたギターをローディーに
預けて、次の曲へ

☆5.EYES OF THE MIND
 (初出:”MAKE UP CITY”ALCA-9004 / ALFA MUSIC)

 赤いライトが徐々に点灯し、ナルチョがアームを効かせてイントロを取る、これ
も”Asian Dreamer”バージョンです。ギターソロ・サビの後にキーボードでつなぐ
ブリッジがありますが、ここのドラムパターンの細かさは神保さんならではでしょ
うか。ナルチョ、ベーンと一発だけ入るところでやたらとベース叩いてました^^;;。
例のキメで大きな声をあげたお客さんもいらっしゃったようで(^^;。向谷・神保の
両氏もキメのところで目を合わせているシーンもありました。(でもエンディング
の”たかとことん”が1回早かったかな?^^;;)

☆6.DAZZLING(初出:”Photographs”ALCA-9009 / ALFA MUSIC)

 ”Asian Dreamer”には収録していませんが、これもシンセ音色など全体としての
雰囲気は今の音ですね。ドラムパターンが、初出アルバムに近いシンプルなものに
なっていました。(熊谷君が色々足したものをそぎ落とした、という感じも^^;;)
同時代体験のない私にとっては、ちょっと新鮮な感じでした(^^)。ちなみに、昨秋
からの演奏同様、ボコーダーは使ってません。
 自身も盛り上がったのか、神保さんがラストノートを引っ張る引っ張る(^^)。

<MC>
ここで、1弦を張り替えたMIDIピックアップ無しの方のギターが届きます。
いつもはリーダーの証として(笑)白を着てる野呂さんが、今日野呂さんは黒を
着てますね〜(^^)。

弦が切れたのはそのせい(笑)と、向谷さん。


☆7.BLOOMING(”Flowers”PCCR-00230 / PONY CANYON)

 セブンスコード系でエレピ・ブラスが入って…という、私の好きなタイプ(笑)
のナンバーです(^^)。オリジナルは結構きっちりしたビートですが、”たかとん”
というドラムパターンが”たっかとん”と跳ねただけで、ノリが全然変わって聴こ
えて、聴きながら大笑いしそうになった、のは私だけでしょう(爆)。
 中盤のソロでいきなり飛ばしてきた向谷氏に、他の3氏はニコニコというかニヤ
ニヤというか…(^^;。気持ち良くソロを終えた向谷氏は、キメに合わせて大きな体
(爆)を更に大きく揺らし、野呂さんもエンディングのソロではギィィーーン!と
イッてしまいました(^^)。

☆8.THE MIND QUAKE(”Flowers”)

 この流れは、昨秋のツアーや正月の岡山城と同様ですね。元々少し跳ね気味の曲
ですが、前の曲でも跳ねてたので同じ流れになってた気もします(^^;。
 ギターの調子が戻った野呂さん、のけぞりながら弾き続けます(^^)。これと前の
曲はギターシンセを併用しており、音も結構派手だったんですが、この日はあまり
目立っては聴こえなかった気がします。向谷ブラス'96は相変わらずデカくて派手な
音でしたけど(^^;。リズムパターンも割とそのままだったかな?

<MC>
ここからアコースティックに...

☆9.SECRET MESSAGE(”Flowers”)

 オレンジ色ライトだけが灯り、ナルチョのペンによる大人のナンバーになります。
全体の音量が少し下がったためか、あるいはそういうアレンジだったのか、非常に
すっきりしたアンサンブルだった気がします。お店の広さのせいか、生音で楽しん
でるような錯覚を感じた瞬間もあったかな? 神保さんのライドシンバルフレーズ
が心地よかったです。ナルチョの音は、なんかエッチでしたねぇ(^^;。

 そのままアコピソロへ移ります。1音づついとおしみながら…という感じかな?
一聴して複雑に感じるフレーズではなくて、そのまま口ずさめそうな、歌うような
ソロでした(^^)。そして出てきたのは…

☆10.ONCE IN A BLUE MOON(”FULL COLORS”)

 青い間接照明の中をゆっくり目に始まりました、これもライヴではお久しぶりの、
Gentleなナンバーです。これまでは割とリズムが節々で”バシン!”と刻むような
感じがあったのですが、神保・ナルチョの両氏はそういう感じも抑え目にやってた
気がします(^^)。ギターソロ終了後のブレイク、向谷氏すんごいためてます(^^;。
 そして、向谷ソロへ移るわけですが、ここでも、これまでのこの曲でとっていた
非常に細かいフレージングよりも、音数は少な目でも”歌”を感じさせる印象が強
かった展開でした。それでも、盛り上がってくると、フレーズは掛け上がり始め、
片手でオクターブ上も合わせながらガンガン攻めてきます。と、音量を抑えていた
神保さんも、向谷さんと一緒に盛り上がってきます(^^)。ソロ終盤では自然に歓声
も聴こえ、エンディング前のこれまた長いブレイクで、ぴしっと引き締まった…と
書こうと思ったら、向谷氏、息を整えていました^^;;(爆)。


<MC>
向谷さん「それでは、”active”からこの曲をお送りしましょう、NEW HISTORY!」


☆11.NEW HISTORY(”active”PICL-1036 / PIONEER LDC)

 「ONCE IN A...」に続いて「NEW HISTORY」という展開は、これまたライヴLDを
思い出すような展開(^^;。ドラムのパターンはちょっとだけいじってありました。
ブラスだけでなくパッドの出音も、やはりちょっと下品になった気がします(爆)。
ピアノソロに続く、チョッパーベキベキ(10弦だったかな?)の短いベースソロ
のバックでは、ティンバレスも絡めた”今風の”神保さんの絡みも聴けました(^^)。
伸び伸びギターソロのバックでは、ナルチョが歌いながらボトムを支えています。
ラストノートは、なんと言うか、”豪華!”って感じでしょうか^^;;。


☆12.SET SAIL(”ANSWERS”ALCA-1001 / ALFA MUSIC)

 伸びやかナンバーが続きます。この曲は割とこれまでのライヴでの雰囲気そのま
まだったでしょうか。いや、前半はそれを基本形とすると、後半は少し応用を加え
た感じの展開だったでしょうか。この曲のギターソロは、最近かなり熱いフレーズ
の印象がありますね(^^)。

 そのまま、シンセストリングスによるソロへ移ります。昨秋のNHKホールの時
ほどの長丁場ではなかったですが、”こんな風に唄えたらええやろなぁ…”と十二
分に思わせる演奏でした。そのまま続いて…

☆13.CANDLE LIGHT(”Flowers”)

 野呂バラードの最新作です。そういえば、アルバムでのこの曲のアコピソロも、
今思えば割と”歌”のラインがはっきりしていた感じですね。この日のスローな曲
でのアコピソロは、全体的にそういう雰囲気でした。
 ボトムを支えながらドーーーンと迫ってくるベース、シャープに刻みシンバルパ
ターンに新鮮さもあったドラム、足技によるクレッシェンドが見事なストリングス、
そして朗々と美しい野呂メロディーがとどめをさします…(^^)。

<MC>
向谷さん「スローの後には! Funky・Funky・Funky!!それではお送りしましょう、
MISTY LADY!(歓声)!」

☆14.MISTY LADY(初出:”Photographs”)

 ”ばんっ!ばんっばんっ!ばんばんばんっ!”と、キメキメのイントロに合わせ、
ビーム系ライトが目くらましをかまします(爆)。後ろの立ち見のお客さんの中に
も、体でリズムをとってた割合が高かったようでした。
 これも、ほぼ”Asian Dreamer”バージョンですが、上物は今風(ギターソロでは
ペダルを駆使してたかな…)、ドラムパターンはこれもオリジナルに近いシンプル
なもの、ベースはナルチョの副弦の音がバリバリ(笑)という、'80sと'90sが入り
乱れた(^^;演奏でしょうか。んでまた、ラストノートが長かった^^;;。

☆15.SUPER SONIC MOVEMENT
 (”EUPHONY”POCH-1222 / POLYDOR K.K.)

 歓声があがった本日の目玉商品!予想外のポリドール時代のナンバーだっ(^^)!
 今度は、初演であるナルチョの方も割とオリジナルに近いフレーズだったかな…
シャープなビートの上で、段々熱くなるオルガンVSギターソロに続いて、ブリッジ
の間にドラムの手数が増えて…ドラムセットこそ動きませんが(笑)他の3人が下
がって、ライヴドキュメントLD”JOIA”を思い起こした方もいらっしゃるでしょう、
ドラムソロへ突入です(^^)!
 手拍子が続く中を、まずはビートキープのソロから入り、段々と、昨今のJIMSAKU
のステージで繰り広げるような、やたら手数の多い^^;;スタイルになっていきます。
そのうちに、ペダルでブロックも4つ打ち始め、ティンバレスの独特の音も加わり、
ブロックで3−2クラーベも刻み始めると、段々テンポもテンションも上がってき
ます。なんか、もう一つブロックの音も聞こえてきたような…なんて迷いをこちら
がメモリながら感じている間に、千手観音、いや、千手・千足観音(爆)の如く、
バスドラもスネア・タムもシンバルも鳴り響きます(^^)。ポジションへ戻りながら、
あっけにとられた表情だったのは向谷氏^^;;。時間にすると4分程でしたが、圧倒
的なパフォーマンスを見せつけてくれました(^^)。
 テーマへ戻ると、野呂さんがLDにも残ってる振りをやってたりします(^^)。そし
て、'80sへタイムスリップしようとしたお客さんを、現代へ戻してしまう(爆)、
ナルチョのソロ・タイムになります(^^)。否、おなじみの伝統芸の世界かな?(^^;
 この曲は(茶色になってしまってる)アカッパチでのプレイでしたが、バランス
による聴覚云々というより、ホンマに音をデカくしたんちゃうんか?(笑)という
音圧で迫ります。番組冒頭で客席はスシ詰め状態と申し上げましたが、それでも、
開始から1分ちょっとで、パイプ椅子をつたって、3分以上にわたって客席を踏み
荒らします(爆)。ナルチョの動いた跡のお客さんを中心に、自然に客席は立ち上
がり、頭上で手拍子をとる人も増えました(^^)。
 ステージへ戻ったナルチョが、いつものように高音弾きでドラムにけしかけると、
熊谷君だと、伝統的な漫才の合いの手(爆)のようにそのフレーズを元気よく返し
てたところですが、この日の神保さんは、いきなりからそれを上回る突っ込み返し
(猛爆)で応戦してました(^^)。もう21時を40分近く過ぎているというのに、コー
ル&レスポンスへのお客さんの反応も力強かったし(^^)、時間にすると6分半ほど
で、昨今ではやや短い目でしたが、客席に火をつけるには十二分でした(^^)。
 ベースのフレーズに乗って野呂・向谷両氏が再び入ってきて、4年位前からやっ
てる、キメをやりながら段々テンポを上げる(最初はえらいゆっくり目だったが、
最後はテンポ200近かったかな?)エンディングもキマります(^^)。 そして、
もう一度元曲のサビ・テーマへ戻り、ステージ・客席ともハイテンションのまま、
ラストまで走って行きました(^^)。…しかし、40行も書くか>私(^^ゞ

<MC>
向谷さん「いやぁ、懐かしいナンバーでしたねぇ。この曲、日本語に直訳しますと、
「超音速動き」ですか?(笑)」
思わずCASIOPEAのCDをコピーしてしまったという向谷さん。

☆16.TRANCE EVOLUTION(”Flowers”)

 ちょっとゆっくり目のような気もしましたが^^;;。盛り上がったお客さんは立っ
たままこの曲を迎えます。エレピソロ・ギターソロ・ドラムソロと続いた後、いっ
たん訪れるシンフォニックなシーンでも、沢山の手拍子が聴こえます。ほとんどオ
リジナル通りで進んできましたが、最終幕までやってくると、神保さんもパターン
を崩しだし、野呂さんもソロでイッてしまいます。叩きながらニコニコと見ていた
神保さんの表情、私の席からは斜めにしか見えませんでしたが、よかったです(^^)。
 21:50、満場の拍手に送られて、4人はいったんステージを後にします。

<MC>

☆17.JUST ONE WAY(”Flowers”)

 盛り上がり曲の前後という位置が定着した^^;;感じがするのは私だけでしょうか?
この曲も、わりとそのまま演奏された感じですが、ドラムソロではティンバレスの
熱いフレーズも繰り広げられ、室内温度はなかなか下がりません(^^)。

 しばらく間があって、あれかな?とか思っていると、”ワンッ!ツゥーッ!”と
いう大きなカウントが入って…

☆18.ときめき(”THE PARTY”PICL-1006 / PIONEER LDC)

 いったん座ったお客さんもサイドの方から徐々に立ち始めた、'90sスタンダード
です(^^)。毎回ホントにうれしそうにやってる野呂さん(^^)。向谷さんのピアノソ
ロはハイテンションでかけあがります(^^)。そして、ラストのテーマへ戻るところ、
全員が楽しそうにrit.を決めると、歓声と共にステージが一層明るくなります(^^)。
ラストノートは、これまた神保さんが楽しそうに伸ばす伸ばす(^^)!

 「カッシオペア〜〜、そして、じんぼ・あきら〜〜イェイッ(^^)!」という向谷
さんのおたけび(^^;で、座ってた人もあった客席はスタンディング・オベーション
状態でありました(^^)。

 2度目のアンコールに答えて、メンバーが戻ってきます。

<MC>
向谷さん「それでは、たぶん神保さんも76,000回くらい(笑)演奏していると思い
ますが、我々も374,000回くらい(爆笑)演奏しております、いわずもがなの、
あの曲をお送りいたしましょう!どうぞ!(歓声)」

☆19.ASAYAKE

 ギターとドラムが同時にスタートし、やはり”Asian Dreamer”バージョンを基本
にしてはいますが、すこしスッキリさせたパターンで始まります。ギターソロの時
のドラムのパターンは、つい出てしまったのか^^;;昔のものに近かった感じもしま
すが、ギターが盛り上がってくるとドラムも一緒にテンションを上げてくるのが、
今の神保彰の演奏、という感じがしました(^^)。ラテンっぽくしたシンセブラスで
のAメロのリズムも、”Asian Dreamer”発表前ライヴバージョンにあった”ブツ
切れ感”はなかったです(^^)。
 拳・かけ声も最高潮に達して、いよいよエンディング… 神保さんはニコニコと、
ナルチョがフロント2人を煽って飛び跳ねて(^^)、向谷・野呂両氏も続きます(^^)。

 私が聴いた「ASAYAKE」の中では5本指に入る盛り上がりのまま、2時間8分の
”新しい”CASIOPEAのステージは幕をおろしました。
 アンコールを求める声は、その後5分以上止みませんでした…
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<SET LIST>
    1.FIGHTMAN  2.PASSIONATE VOLTAGE  3.THE SKY  4.DOMINO LINE
    5.EYES OF THE MIND  6.DAZZLING  7.BLOOMING  8.THE MIND QUAKE
    9.SECRET MESSAGE  10.ONCE IN A BLUE MOON  11.NEW HISTORY
    12.SET SAIL  13.CANDLE LIGHT  14.MISTY LADY
    15.SUPER SONIC MOVEMENT incl.Drums solo and Bass solo  16.TRANCE EVOLUTION
    17.JUST ONE WAY  18.ときめき  19.ASAYAKE

 旧アルファレコード時代のナンバーは、ライヴでやったことのある物ばかりでし
たが、野呂さんがやろうと言い出したらしい「SUPER SONIC MOVEMENT」は、完全に
マーク外でした(^^;。なにせ、ポリドール時代の曲は、私が見た限りこの7年間で
1曲も演奏されてませんでしたから…。

 そういえば、5年半前にチキンで見た時も、「FIGHTMAN」「PASSIONATE VOLTAGE」
というオーダーでしたが、この時は、演奏を始めたもののディストーションが出ず、
”ちゃっちゃっちゃらっ、ちゃっちゃっ、、ちゃっちゃっ、ちゃんちゃん!”てな
具合の「プロ野球ニュースバージョン」(向谷氏・談(笑))で中断したのを思い
出しました(^^;。やっぱり、なんかあるのがチキンジョージ(^^)でしょうか。

 流れとしては、スローな曲もバラード1曲にとどめなかったり、ナルチョ加入後
のナンバーもうまく選曲・配置してましたし、盛り上げたまま本編終わりまで持っ
てったりと、たぶん”神保参加”の情報で久しぶりに来られたようなお客さんも、
バッチリCASIOPEAペースに引き込むようなメニューだったと思います。
 しかし、”神保復帰の既成事実化(爆)”というMCネタは、どこまでシャレで
どこまでマジなんかわからんかったなぁ(^^ゞ(笑)。

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